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1748 | | 4月17日〜25日の間に次男として Saint-Antoine で生まれたようである。父 Nicolas Pierre TOURTE は大工であり、弓職人、そしてバイオリン作りでもあった。
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1756 | 8歳 | 兄、Nicolas Leonardo TOURTE は父の仕事場でスネークウッドやアイアンウッドを使用して弓のスティック作りを試していた。それを見て Francois は兄と同じ仕事をしようとしたが、父親は時計作りの道に進ませた。 当時、弓製作の収入だけでは生活が苦しかったので、父親は子供達にもっと稼げる仕事として、時計作りを学ばせた。
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1760 | 12歳 | 時計作りを本業とする。 時計作りのかたわら、弓のスクリューやメネジの研究、象牙やべっ甲などの珍しい素材についても勉強していた。
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1764 | 16歳 | 父親が他界。
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1768 | 18歳 | 時計作りでは成果が上がらなかったので、弓製作に力を入れ始める。
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1774 | 26歳 | パリのシャントレ通りに初めて自分の店を構え、兄も一緒に仕事を始める。 パリではお店を経営する為に免許を取得する必要があったが、それがなかった為、寺院の中にある特別施設に店を構えた。
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| | 海外から色々な種類の木材を輸入し実験していた。初期の時代はお金がなく、一番安いもの(砂糖を輸入するために使った樽)ですら材料にしていた。実験の結果、価格的には一番高価なフェルナンブーコが一番楽弓に適していると発見。
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1780 | 32歳 | このころ Marie Jeanne Francois Emery と結婚。
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1782 | 34歳 | バイオリニスト Jean-Baptiste Viotti との出会い。TOURTE 兄弟の評判を聞きつけやってきた。 ヘッドとフロッグの高さが等しい、反りのある弓を要求された。
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1785 | 37歳 | このころ、娘の Marie Jeanne Felicite が生まれる。
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1786 | 38歳 | 3月1日、息子の Louis Francois が生まれる。
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1790 | 42歳 | Viotti と R.Kreutzer 両名のバイオリニストからアドバイスを受け、共に研究を重ね、5年の歳月をかけて現代にその名を残す弓を完成させる。 弓毛の不安定さを補うためにリング(フェルール)を発明。 同時にオープンフロッグからスライドのある、カバードフロッグへの改良 スティックの重量バランスを確立。
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1791 | 43歳 | 免許がなくても自由に店を営業できる様になったので、今まで以上に活発な活動をする。フランス革命の始まりの頃、自治体の廃止。
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1792 | 44歳 | 革命の中、Viotti はストラディバリのバイオリンと F.TOURTE の弓とともにフランスを発った。 ボトムヒールに3本のピン。1790〜95にかけてスタンプは“TOURTE”を使用。
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1794 | 46歳 | Leonardo TOURTE は政治的理由から家族と離縁した。
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| | この頃、チェロ弓は高いヘッドのスワンネックモデルを採用し、フレンチ弓の新しいスタイルを作る。
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1800 | 52歳 | 6月15日、セーヌ川の川岸にあるビルの4階に店を移転する為に、自分が弓製作者であり、その仕事が優秀である事の証明書を発行してもらい、賃貸契約を結んだ。
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| | 弓のサイズを確立した。 Vn: 73cm / 60g Va: 72.5cm / 70g Vc: 70cm / 80g 1805年頃までは丸型の弓が多かった。1805年以降はほとんど八角形のスティックで作る。
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1808 | 60歳 | 弓製作において、フランス国内だけではなく、海外にも革命を起こすような理想的な弓を生み出した。このとき F.TOURTE は60歳、彼の黄金期を迎えていた。
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1817 | 69歳 | 12月30日 妻 Marie Jeanne Francois Emery が他界。娘の Felicite がその後一生共に暮らし、弓毛の選別をしていた。 他の製作者が材料不足に悩んでいる中、F.TOURTE は大量に良質のフェルナンブーコを在庫していた。そしてこれらを惜しげもなく使って名弓を製作し続けた。
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1820 | 72歳 | 高齢にしてまだ腕は衰えず。特にかんなを使う腕は一流であった。
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1830 | 82歳 | 住居をアトリエ近くに構え、弓製作もさる事ながら、趣味の釣りに多くの時間を費やすようになる。F.TOURTE は釣りが趣味で、時間さえあれば、釣りを楽しんでいたらしい。
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1835 | 87歳 | 4月25日 パリの自宅で他界した。
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